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2022.08.24

供養とは 

供養とは 先祖供養とはどういうことなのでしょうか

いろいろな考え方があると思うのですが

これが正しい こうしなければならないというような事はまったくありませんので安心してご覧ください。

供養とは お供えを捧げるという意味です。

お経やお香、灯(あかり)やお花などを神仏に対してお供えします。食べ物や飲み物もです。

例えば 法事の度にお参りして頂いた方に御膳を振る舞う

それもひとつの供養となります。

自分以外のものに何かを捧げるということです。

日本人は息をするように供養してきた民族です。

家の中には神棚や仏壇があり、お水やごはんをお供えし

外に出れば石や木には、しめ縄でお祀りし供養してきました。

お地蔵様がいればお水やごはんをお供えしました。

神仏に対しても生きている人に対しても同じ事なのです。

これに対して西洋では石は石 木は木、人は死んだら無になるといった思想です。

いまでは無関心な方が多くなっているようです。

なんで供養が大切なのかということですが

仏教では『回向』という言葉があります。

自分の持っているものを人に施すことを言います。神仏、ご先祖様また人に対してしたことは返ってくる。

供養の話を踏まえますと、例えば 生前のおこないが死後にもつながるということ

生きているうちに、神さま仏様、ご先祖様に手を合わせて周りからも施される そういう人間になればいい

先祖が悪でも善でもそれは関係なく 繋がれてきた命 先祖があったからに他なりません。

年に一度でかまいません。お墓まいりに行ってください。行くだけで先祖が喜びますから。

一人で生まれ 一人で生きているように思うこともありますが、それは間違いです。

自分の立ち位置を確認して 今 命の繋がりを感じて自分も大切にし 周りも大切にして参りましょう。 

                                   心を込めて