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2024.10.30

神式の通夜祭と遷霊祭 神式葬儀の流れ

神式祭は自宅か斎場

遺体を穢れ(木枯れ)と捉える神道は、神聖な場所とされる神社で葬儀を行いません。神職を自宅や斎場に迎えて行います。仏式で葬儀・告別式にあたる葬祭場。準備しておくことは仏式とほとんどかわりはありませんが、地域や地方の習慣により準備することや作法は異なるようですので 詳しくは葬儀社や斎主に確認しておくようにしましょう。

「埋葬祭」と「帰家祭」

納骨の際に行われるのが埋葬祭です。忌明けとなる「五十日祭」と一緒に納骨を行うことも多いようです。

帰家祭は故人の「みたま」にかえってきた報告をするもので、後飾りの前で斎主による祭詞送奏上や、礼拝、玉串奉奠を行います。仏式の初七日にあたる 十日祭 と一緒に行うことが増えているようです。

帰家祭の後は神職やお世話になった方々をねぎらう「直会」を催します。

神式のお墓は宗教不問の公営霊園や民営霊園にて墓地を取得します。

仏教にならったお墓がおおいため神式のお墓はめずらしく思えるかもしれませんがひとつひとつ意味があります。神式で建てるお墓は「奥津城」「奥都城」(おくつき)と呼ばれ正面には「○○家奥津城」と刻まれていることがあります。お墓の頭の部分はトキン加工という四角錘になっていて、香炉のかわりに榊をお供えする入足台を設置するのも神道の特徴。墓誌には姓名の下に「○○の霊」「○○大人命(うしのみこと)」「○○刀自名(とじ)」といった諡名(おくりな)を用います。

掛川メモリアルガーデンは宗旨・宗派問わずどなたでもご利用いただける自由霊園となっております。いつでも見学できますのでお気軽にお問い合わせください。